失業者本人への配慮
失業は本人だけでなく、家族全員の生活を一変させてしまいます。
自分の不安を何とかしたいために、失業している当人の行動に納得いかず、文句を言ったり就職活動を促すなど、何かしたいことも多々あると思います。
そんな時にあなたの些細な言動ひとつで、再就職に最善を尽くしている本人のやる気を削ぎ、不安を増大させ、居場所さえ奪ってしまうことを忘れないでください。
失業状態は、当人がどれほど惨めな思いをしているかを、理解してあげる必要もあります。
再就職を目指す本人の、やる気と自信を取り戻すために、水を差すような結果になりがちな、してはいけない言動があります。
1日も早い再就職を願うなら、それらは絶対に止めてください。
絶対してはいけない10の言動
- 子供へ悪口を言う
- 子供から失業していることを馬鹿にされたら、親としての威厳を完全に失ってしまいます。
- 自分の親へ悪口を言う
- お盆や正月などで会った時に、ただでさえ居場所を探すのに難しいのに、親にまで責められたら立場がありません。
逆に、親が悪口を言ってら守ってあげなければいけません。 - ゴロゴロしているのを注意する
- ほとんどは好きでゴロゴロしているのではありません。手持ちぶさたと不安で、ゴロゴロするしかないという場合が多いのです。
そのことを注意されたら、家に居場所は無くなってしまい、公園などで時間を潰すしかなくなってしまいます。 - 就職先を探すのを促す
- 当人は精一杯探しています。ハローワークはもちろんのこと、その他の媒体や知人等など可能性のあるところを、すべて潰しています。
- 帰る時間の早さへの不満
- ハローワークは毎日行っていると、端末を操作する時間は10分程度であり、往復と待ち時間を合わせても、1時間~2時間もあれば十分なんです。
- 毎日のように動向を尋ねる
- 就職先というのはそうあるものではなく、条件に合う就職先というのは、1ヶ月に1~2件程度あれば良い方なんです。
したがって、毎日尋ねられても答えに困ってしまい、残るのは気まずい雰囲気だけです。 - 「何かしたら」、「ゆっくりでいいね」などの声かけ
- 何もしたくなくて過ごしている訳ではありません。
本人の意思とは逆の状態で家にいるので、仮に笑顔でやさしく言っても、想像以上につらい気持ちにさせてしまいます。
怒りに任せて言うよりも、笑顔の方が破壊力があります。 - やる気を疑う
- 「しっかり探して」など、何もしていないようなことを言われると、反感を抱くうえに人格を否定された気分になり、就職活動に悪影響を及ぼします。
- あなたの雇用条件を押し付ける
- 条件を設定すればするほど難しくなるのに、それを勝手に設定してしまっては、応募先は益々無くなってしまいます。
- 不採用通知を責める
- 通知を受け取って一番落ち込んでいるのは本人です。
それを責めては立ち直れなくなってしまい、就職活動に恐怖を感じるようになり、応募できない状況になってしまいます。
どうしても気になるという時には、日常の何気ない時などではなく、時間に余裕のあるタイミングに、真剣な雰囲気のなかで話し合ってください。
また、長引いているようであれば、二人で仕事の方向性や条件面など、選択肢を広げるようなことを、話し合うのも必要になってきます。
とにかく、今の就職難というのは恐ろしく厳しい状況であり、この苦しさは失業している本人にしか分かりません。
その苦しい気持ちを、黙って分かってあげるのも必要なんです。この黙って見守るというのは効果的です。
もちろん、明らかにだらけていたら叱責しなければなりませんし、自信を失っていたら本人の頑張りを評価し、やる気を振るい起こしてあげなければいけません。
とにかく、味方はあなただけなんです。
力を合わせ頑張ってください。
